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田口神社

〜 丹後風土記残缺に記された古社〜
 

巨大な石灯籠が目を引く田口神社

名  称    田口神社(御田口神社)
所 在 地    京都府舞鶴市字朝来中683
主 祭 神    豊受皇大神(とようけこうたいじん)
相  殿    日本得魂命(やまとえたまのみこと)
           誉田別尊(ほんだわけのみこと)
奥  宮  ?
摂  社  ?
末  社  ?
祝  部  ?

御由緒(田口神社由緒書による)

 当社は白鳳三年(六五三)この地方の国主でありました日本得魂命が校倉をお建てになり、豊受皇大神を勧請してここに田口祠を創始されたと伝えられ以来一千三百有余年を経た古社であります。
 豊受大神は伊勢の外宮・誉田別尊は宇佐の八幡が大元でありまして産業の司神であり五穀豊穣・開運除厄・縁結び・安産など、あらたかな霊験がありますので昔から多くの人々に親しまれ崇敬されてきました。

建築様式

 田口神社を一度参拝すると、豊受大神ゆかりの社というよりは八幡信仰の影響を強く受けている事が伺えます。

正中に舞堂を配している

 因みに、田口神社の現在の社殿は江戸時代に建築されており、本殿が京都府指定文化財に、拝殿は京都府登録文化財となっています。更に神社周辺は京都府の文化財環境保全地区に登録されており、手厚く保護されています。

私的感想

 祭神の一柱であり、当地を支配していた豪族の長であった日本得魂命は、古代豪族海部氏の祖から数えて八代の後裔に当たります。

手厚く保護され緑は深い

 この日本得魂命は、日子坐王率いる官軍が陸耳御笠を首領とする土蜘蛛を征伐するために丹後へ派遣された際、日子坐王に合力した(丹後風土記残による)とされています。
 これは考えてみれば不思議な話です。同じ海人族でありながら、陸耳御笠は朝廷に逆らい、
日本得魂命(海部氏)は朝廷に合力して海人族を撃とうとしているのです。これは一体どういう事なのでしょうか?

 真実を知るのは田口神社文化財環境保全地区にある古墳の埋葬者だけかも知れません。

陸耳御笠については日子坐王伝説をご覧下さい。

 

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