丹後を懐かしんだ天照大神
約六十年の歳月を要して二十五回も遷宮を繰り返した天照大神でしたが、伊勢内宮に鎮座したのちも安らかに鎮座することはできませんでした。
雄略天皇の御代に天皇の夢に天照大神が現われこう仰せになったそうです。
吾れ一所のみ坐すはいと苦し、しかのみならず大御饌も安く聞こし召さず、丹波国比治の真奈井に坐す等由気大神を、我が許に連れて参れ。
天照大神の求めに応じて伊勢に招かれたのは、丹後遷宮の折りに御饌を大神に捧げられていた豊受大神(現在の伊勢神宮外宮祭神)でした。
豊饒の神と真名井
豊受大神は真名井と呼ばれる水源と共に丹後各地を転々とした豊饒の神であり、その伝承は丹後各地に残っています。
丹後に於ける豊受大神ゆかりの神社は、下記の通りです。
・籠神社奥宮真名井神社
・元伊勢外宮豊受大神社
・比沼麻奈爲神社
・田口神社
・笑原神社
・奈具神社 工事中