H2の闘病記 その13
一夜空けて
家に着いたのは午後7時頃だったでしょうか・・・・・それからは翌朝まで泥のように眠りました。今にして思えば不思議なのですが、寝相の悪い私がただの一度も寝返りを打つことなく翌朝を迎えました。早速鏡を見てみましたが、腫れは収まってはいませんでした(当たり前ですね(苦笑))。
おっかなびっくり瞼の状態を確認していると、右目の目尻と左目の目頭あたりに、小さな絆創膏らしきものを発見しました。最初はガーゼを貼り付けた跡かと思って、個別包装された消毒綿(私は商品名:リンスキン を使用しました)でこすり取ろうとしていたのですが、よくよく観察してみると、どうやら縫合糸の端が絆創膏で止めてあるようです。糸が止めてあるって事は、当然抜糸の日まで絆創膏は剥がせない訳で・・・抜糸までかゆみに耐えられるだろうか?ふと不安になりました。
(焦りは禁物)^∞
焦ってみても何も良い事はないので、のんびり構える事にしました。
~~~-y(^。^).o0○ プハァー
また煙草を吸ってしまいました・・・・・・・・
(゚◇゚)ガーン
空気分転換あれこれ
術後三日目を経過すると、少しずつですが今自分の顔で起こっている事と向き合う事ができるようになってきました。何となく腫れも退いてきた様な気もしましたし(実際画像を見比べると明らかに腫れは退いています)、三日間風呂に入っていなかった私は、取り敢えず風呂に入ろうと思い立ったのですが、今ひとつ恐怖心をぬぐい去る事ができませんでした。体はタオルで、顔はおっかなびっくりリンスキンで拭くとして、頭は巧い方法が思い浮かばなかった(一瞬昔懐かしいシャンプーハットも考えたのですが・・・・・)ので、大胆にも美容院へ洗髪して貰いに出かけました。
「先生、目のまわりが凄い事になっているんだけど、洗髪して貰っていいかな?」
「そうかぁ、確か手術したんだよね?大丈夫!気にしなくていいよ。」
「すいませんねぇ」(おもむろにサングラスを外す)
「・・・・・・・・・・・・・・」
美容院の先生には少し悪い事をしましたが、お陰で頭はすっきりしました。あれこれおしゃべりができたのも良かったと思います。何気ないきっかけで、物凄く気分が軽くなっていきました。その日の夜に思い切って術後初めての入浴を体験しましたが、特に何も問題は起きませんでした。不思議なもので、気分が軽くなるにつれ腫れも退いて行った気がします。
(-_-)before→(・∀・)after
私の場合、術後六日で抜糸でした。通常は術後一週間で抜糸らしいのですが、生憎一週間後は祝日だったため、一日早くなりました。
この日、私は無謀にも自ら車を運転して病院へ行きました。(^◇^;)
運転していて気が付いたのですが、若干視力が落ちていたようです。というよりも、目を細めて視力を確保する事ができなくなった(したくなかったの方が近いかな?)ため、見づらくなっていた様です。結果、常時眼鏡をかけて車を運転していたのですが・・・・・・・病院近くの駐車場で、車のバンパーにキズが付いてしまいました・・・゚・(つД`)・゚。
抜糸は一体どの程度痛いんだろうと少し身構えていたのですが、毛抜きで毛を抜く程度の痛みで、十分耐えられるものでした。不安の元であった絆創膏も剥がして貰って、一層瞬きがしやすくなりました。抜糸した瞬間に上がってた肩がガクンと下がったって人もいらっしゃる様ですが、私はそこまでは実感するに至らず、少し残念でした。抜糸が終わって病院を出た後は、分刻みのスケジュールで終日お披露目会を催しました。心配してくれていた友人達に、ひとりでも多く私の顔を見て貰おうと思ったからです。とりわけ女性に見て貰いたいと思いました。
やはり容姿に関しては女性のチェックの方が厳しいですから・・・・ね
私はもう完成形だと思っていたのですが、女性に言わせるとまだ腫れているとの事でした。男性は「最初誰だか解らなかった」って言う人が多くいました。
「H2さん、今のままでも全然おかしくないから
手術なんかしないほうがいいよ・・・・・・・」
手術前にそう言ってくれた女性とは、お披露目会の一番最後で逢いました。この女性が一体どんな感想を漏らすのか、私は大変興味があったのですが・・・・・・・彼女は開口一番
イタリア人みた〜い(^◇^)
と宣いました。_| ̄|○
お披露目会の全予定が滞りなく終了し、さてそろそろ帰ろうかという時間になって、彼女はこうも言ってくれました。
H2さん、元気になれてヨカッタね・・・・・・・
これまでの辛かった記憶が一度に吹っ飛ぶような、魔法の言葉でした。mさん貴女は魔女ですか?
私は酒も飲んでいないのにほろ酔い気分で家路に就きました。(´∀`)