H2の闘病記 その5
もうだめだ
ステロイドによる治療を開始してから6ヶ月が経過しましたが、症状は一向に改善しませんでした。ただ副作用は顕著でした。
治るんだったら少々のことは我慢しよう
と思っては見るものの、6ヶ月で体重は16kgも増加し、まるで別人のようになってしまった自分の姿を見るのは、男の私にとってもかなり辛いモノでした。急激に太ったからか腹から腿にかけて妊娠線のような赤っぽい線が縦横無尽にでき始めて(赤色皮膚線条と言うらしい)もいました。
治るんだったら少々のことは我慢しよう
と思っては見るものの、乳房が女性化し、胸の下に汗が溜まるようになったのを確認したとき、私の我慢はもう限界に達してしまいました。
世の中の難病に苦しんでいる人で、ステロイド(プレドニン)による治療を続けている人には、私以上に大量に摂取しながら頑張っている方がたくさんいらっしゃいます。情けないなぁと思いつつも、私にはもう限界でした。
やめる前に
主治医はプレドニンによる治療をやめることに同意してくれましたが、やめる前提としてステロイドパルスを受ける事を勧めてくれました。ステロイドパルスとは短期間(3日間程度)に大量のステロイドを経口ではなく点滴で投与する方法で、副作用が出にくいとされる方法です。私はこれまで毎日20mgのプレドニンを摂取していましたが、効果が現れないのは摂取量が少ない可能性があったからです。
ステロイドパルスを受けて、なおかつ効果がなければステロイド治療をやめることができる。
そう思って受けたステロイドパルスでした。3日間、私は極度の興奮状態に陥り、しゃっくりが止まらず、トータルで10分程度しか眠れませんでしたが、相変わらず瞼は垂れ下がったままでした。
この結果を以て、ステロイド治療の中止が決定しました。
プレドニンはやめたいと思ってもすぐに打ち切ることができない薬です。徐々に減らしていかないと副作用が出るとされているからです。
結局私はその後も3ヶ月間プレドニンを飲み続ける事となりました。